戸建てリノベ #屋根工事 編
鹿児島で住宅のリノベーション・新築工事を行っている永野工務店です。
今回は先日完成した築30年戸建てリノベーションの屋根工事をご紹介します。
施工前の様子がこちら
↑かなり藻や苔の汚れが目立ちます。今回工事の方法としてこの屋根の上から
さらに屋根材を重ねるカバー工法にしました。
まずは、洗浄機で汚れを落とし、棟板金などの役物を外します。
次に、既存の屋根の上からルーフィングと呼ばれる防水シートを貼っていき
ます。今回使用しているのが、粘着タイプのルーフィングで施工が大変で
2人がかりで貼っていきました。
↑ルーフィング貼り終わりがこちら
つづいて、新しい屋根材を張っていきます。今回使用するのは、ニチハ製の
超高耐久横暖ルーフS よく見ていただくと表面のガルバニウムに白っぽい
断熱材がくっついています。
通常よく屋根に使うガルバは断熱材がついていませんので、熱を通しやすい
金属の弱点を補ってくれる屋根材です。
特に夏は、暑い熱を遮断し、室内でも快適に過ごせます。
張り終わりがこちら。
お施主さんの声で、雨音が全然気にならなかったとのことです。通常、金属
屋根は雨音がうるさいと言われますが、今回は屋根の重ね葺き+断熱材付き
の屋根材の効果が大きいのかなと思っております。
最後にカバー工法のコスト面ですが、張替えの場合と比べても、屋根材自体の
コストは上がりますが、現屋根の撤去費用を考えるとそう大した差は生まれ
ませんでした。屋根の傷み具合、形状等により、塗装を含めた最適なご提案を
させていただいておりますので、お気軽にご相談下さい。
次回は、#外壁工事 編 をお送りします。
2021.10.13|CATEGORY:新着情報